JAJSU93 April 2024 LSF0002
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
LSF0002 は、DIR ピンを必要としない双方向電圧変換をサポートしているため、システム設計工数を低減できます (PMBus、I2C、SMBus など)。LSF ファミリのデバイスは、30pF 以下の容量性負荷で 100MHz までの昇圧変換および 100MHz を超える降圧変換をサポートし、50pF の容量性負荷で 40MHz までの昇圧または降圧変換をサポートしているため、より多くのコンシューマおよびテレコム用インターフェイス (MDIO または SDIO) をサポートできます。
LSF ファミリは 5V 許容の I/O ポートをサポートしているため、産業用およびテレコム アプリケーションの TTL レベルと互換性があります。LSF ファミリは、異なる電圧変換レベルを設定できるため、非常に高い柔軟性を備えています。
LSF0x0x ファミリとは異なり、LSF0002 には VREF_A および VREF_B 電源も 200kΩ バイアス抵抗も不要です。LSF0002 は、変換先または変換元の、下側 I/O 電源と同じ電圧に VBIAS ピンをバイアスすることで変換を行うことができます。