JAJSQI4 june 2023 LSF0101
PRODUCTION DATA
プルアップ抵抗の値は、パス・トランジスタがオン状態のときに、パス・トランジスタを流れる電流を約 15mA に制限する必要があります。これにより、260mV から 350mV の電圧降下が保証され、ダウンストリーム・チャネルで有効な Low 信号が得られます。パス・トランジスタを流れる電流が 15mA を超えると、オン状態での電圧降下も大きくなります。各パス・トランジスタを流れる電流を 15mA に設定するには、次の式を使用してプルアップ抵抗の値を計算します。
表 9-3 に、抵抗値、基準電圧、電流 (8mA、5mA、3mA) を示します。トランジスタの両端での電圧降下が 350mV 以下になるように、+10% の列に示す抵抗値 (またはそれ以上の値) を使用する必要があります。外付けドライバは、LSF ファミリ・デバイスの両側にある抵抗からの合計電流を 0.175V にシンクできる必要があります。ただし、15mA は LSF ファミリ・デバイスを流れる電流にのみ適用されます。0.175V で Low 状態を駆動するデバイスは、1 つまたは複数のプルアップ抵抗から電流をシンクし、VOL を維持する必要があります。抵抗が小さくなると電流が増加し、VOL が上昇します。
VPU(1)(2) | 8mA | 5mA | 3mA | |||
---|---|---|---|---|---|---|
公称 (Ω) | +10%(3) (Ω) | 公称 (Ω) | +10%(3) (Ω) | 公称 (Ω) | +10%(3) (Ω) | |
5V | 581 | 639 | 930 | 1023 | 1550 | 1705 |
3.3V | 369 | 406 | 590 | 649 | 983 | 1082 |
2.5V | 269 | 296 | 430 | 473 | 717 | 788 |
1.8V | 181 | 199 | 290 | 319 | 483 | 532 |
1.5V | 144 | 158 | 230 | 253 | 383 | 422 |
1.2V | 106 | 117 | 170 | 187 | 283 | 312 |