JAJSG88D May 2013 – October 2020 MSP430F5252 , MSP430F5253 , MSP430F5254 , MSP430F5255 , MSP430F5256 , MSP430F5257 , MSP430F5258 , MSP430F5259
PRODUCTION DATA
「常時オン」の超低消費電力システム・コントローラを使用することで、ハンドセットやタブレットなど携帯用デバイスの消費電力を大幅に減らすことができます。これらのコントローラは、センサ・ハブとして動作し、電力を多く使用するアプリケーション・プロセッサやタッチ・スクリーン・コントローラがオフの間に、ユーザーからの刺激(例:慣性センサやタッチ・センサの読み取り)や、バッテリの状態や温度などシステムの重要なパラメータを監視します。それによりマイクロコントローラは、ユーザーの入力、またはCPUの介入を必要とするフォルト条件に基づいて、システムをウェークアップできます。
MSP430F525x シリーズは 1.8V 分割レール I/O (従来は MSP430F522x でのみ利用可能) に対応した最新製品であり、特に「常時オン」のシステム・コントローラ・アプリケーション向けに設計されています。1.8V の I/O により、外部でのレベル変換を必要とせず、アプリケーション・プロセッサや他のデバイスとシームレスに接続できますが、MCU への主電源はより高い電圧レールでも問題ありません。
MSP430F522x と比較して、MSP430F525x は最大で 4 倍の RAM (32KB) と、2 倍のシリアル・インターフェイス (4 つの USCI_A と 4 つの USCI_B) を利用できます。また、MSP430F525x には、4 つの 16 ビット・タイマ、1つの高性能 10 ビットADC、ハードウェア乗算器、DMA、コンパレータ、アラーム機能付きの RTC モジュールも搭載されています。MSP430F525x の消費電流は、アクティブ・モードでフラッシュ・メモリから実行されているとき 290µA/MHz (標準値)、スタンバイ・モード (LPM3) では 1.6µA (標準値) です。MSP430F525x は 3.5µs (標準値) でアクティブ・モードに切り替えられるので、「常時オン」の低消費電力アプリケーションに最適です。
MSP430F525x の主要な利点は次のとおりです。
モジュールの完全な説明については、『MSP430F5xx および MSP430F6xx ファミリ・ユーザー・ガイド』を参照してください。設計ガイドラインについては、『MSP430F522x および MSP430F521x デバイスを使用した設計』を参照してください。
部品番号(1) | パッケージ | 本体サイズ(2) |
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MSP430F5259IRGC | VQFN (64) | 9mm × 9mm |
MSP430F5252IZXH | nFBGA (80) | 5mm × 5mm |
MSP430F5252IZQE(3) | MicroStar Junior™ BGA (80) | 5mm × 5mm |