JAJSEE2C January 2018 – December 2019 MSP430FR2512 , MSP430FR2522
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
製品開発サイクルの段階を示すために、TIではMSP MCUデバイスのすべての型番に接頭辞が割り当てられています。MSP MCU商用ファミリの各番号には、MSP、XMSのいずれかの接頭辞があります。これらの接頭辞は、製品開発の進展段階を表します。段階には、エンジニアリング・プロトタイプ(XMS)から、完全認定済みの量産デバイス(MSP)までがあります。
XMS - 実験段階のデバイスで、最終的なデバイスの電気的仕様を表しているとは限りません。
MSP - 完全に認定済みの量産版デバイスです。
XMSデバイスは、次の免責事項付きで出荷されます。
「開発中の製品は、社内での評価用です。」
MSPデバイスの特性は完全に明確化されており、デバイスの品質と信頼性が十分に示されています。TIの標準保証が適用されます。
プロトタイプ・デバイス(XMS)は標準の量産デバイスよりも故障率が高いことが予想されます。これらのデバイスは、予測される最終使用時の故障率が未定義であるため、TIはそれらのデバイスを量産システムで使用しないよう推奨しています。認定された量産デバイスのみを使用する必要があります。
TIデバイスの項目表記には、デバイス・ファミリ名の接尾辞も含まれます。この接尾辞は、温度範囲、パッケージ・タイプ、配布形式を示しています。デバイス名の各部の読み方をFigure 8-1に示します。