JAJSE27 October 2017 MSP432E401Y
PRODUCTION DATA.
製品開発サイクルの段階を示すために、TIではマイクロプロセッサ(MPU)とサポート・ツールのすべての型番に接頭辞が割り当てられています。各デバイスには、XMS、PMS、MSPの3つのうちいずれかの接頭辞があります。これらの接頭辞は、製品開発の進展段階を表します。段階には、エンジニアリング・プロトタイプから、完全認定済みの量産用のデバイスやツールまでがあります。
デバイス開発の段階は次のとおりです。
実験的なデバイスおよびツールは、次の免責事項付きで出荷されます。
「開発中の製品は、社内での評価用です。」
量産デバイスおよび開発サポート・ツールの特性は完全に明確化されており、デバイスの品質と信頼性が十分に示されています。TIの標準保証が適用されます。
プロトタイプ・デバイスは、標準の量産デバイスよりも故障率が高いことが予想されます。これらのデバイスは、予測される最終使用時の故障率が未定義であるため、TIはそれらのデバイスを量産システムで使用しないよう推奨しています。認定された量産デバイスのみを使用する必要があります。
TIデバイスの項目表記には、デバイス・ファミリ名の接尾辞も含まれます。この接尾辞は、パッケージのタイプ(例: ZAD)と温度範囲(たとえば、空白はデフォルトの商業用温度範囲を示します)を表しています。デバイスの完全なデバイス名を読むための凡例を、Figure 8-1に示します。
デバイスの注文可能な型番については、このデータシートのパッケージ・オプションに関する付録またはti.comを参照するか、TIの販売代理店にお問い合わせください。
ダイにあるデバイスの項目表記マーキングの詳細な説明については、デバイス固有のシリコン正誤表を参照してください。