JAJSSU9B October   2023  – May 2024 MSPM0G3505-Q1 , MSPM0G3506-Q1 , MSPM0G3507-Q1

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 概要
  5. 機能ブロック図
  6. デバイスの比較
  7. ピン構成および機能
    1. 6.1 ピン配置図
    2. 6.2 ピン属性
    3. 6.3 信号の説明
    4. 6.4 未使用ピンの接続
  8. 仕様
    1. 7.1  絶対最大定格
    2. 7.2  ESD 定格
    3. 7.3  推奨動作条件
    4. 7.4  熱に関する情報
    5. 7.5  電源電流特性
      1. 7.5.1 RUN / SLEEP モード
      2. 7.5.2 STOP / STANDBY モード
      3. 7.5.3 SHUTDOWN モード
    6. 7.6  電源シーケンス
      1. 7.6.1 電源ランプ
        1. 7.6.1.1 POR および BOR
    7. 7.7  フラッシュ メモリの特性
    8. 7.8  タイミング特性
    9. 7.9  クロック仕様
      1. 7.9.1 システム発振器 (SYSOSC)
      2. 7.9.2 SYSOSC の標準的な周波数精度
        1. 7.9.2.1 低周波数発振器 (LFOSC)
      3. 7.9.3 システム フェーズ ロック ループ (SYSPLL)
      4. 7.9.4 低周波数クリスタル / クロック
      5. 7.9.5 高周波数クリスタル / クロック
    10. 7.10 デジタル IO
      1. 7.10.1 電気的特性
      2. 7.10.2 スイッチング特性
    11. 7.11 アナログ マルチプレクサ VBOOST
    12. 7.12 ADC
      1. 7.12.1 電気的特性
      2. 7.12.2 スイッチング特性
      3. 7.12.3 直線性パラメータ
    13. 7.13 代表的な接続図
    14. 7.14 温度センサ
    15. 7.15 VREF
      1. 7.15.1 電圧特性
      2. 7.15.2 電気的特性
    16. 7.16 コンパレータ (COMP)
      1. 7.16.1 コンパレータ電気的特性
    17. 7.17 DAC
      1. 7.17.1 DAC 電源仕様
      2. 7.17.2 DAC 出力仕様
      3. 7.17.3 DAC 動的仕様
      4. 7.17.4 DAC 直線性仕様
      5. 7.17.5 DAC タイミング仕様
    18. 7.18 GPAMP
      1. 7.18.1 電気的特性
      2. 7.18.2 スイッチング特性
    19. 7.19 OPA
      1. 7.19.1 電気的特性
      2. 7.19.2 スイッチング特性
      3. 7.19.3 PGA モード
    20. 7.20 I2C
      1. 7.20.1 I2C 特性
      2. 7.20.2 I2C フィルタ
        1. 7.20.2.1 I2C のタイミング図
    21. 7.21 SPI
      1. 7.21.1 SPI
      2. 7.21.2 SPI タイミング図
    22. 7.22 UART
    23. 7.23 TIMx
    24. 7.24 TRNG
      1. 7.24.1 TRNG 電気的特性
      2. 7.24.2 TRNG スイッチング特性
    25. 7.25 エミュレーションおよびデバッグ
      1. 7.25.1 SWD タイミング
  9. 詳細説明
    1. 8.1  CPU
    2. 8.2  動作モード
      1. 8.2.1 動作モード別の機能 (MSPM0G350x)
    3. 8.3  パワー マネージメント ユニット (PMU)
    4. 8.4  クロック モジュール (CKM)
    5. 8.5  DMA
    6. 8.6  イベント
    7. 8.7  メモリ
      1. 8.7.1 メモリ構成
      2. 8.7.2 ペリフェラル・ファイル・マップ
      3. 8.7.3 ペリフェラルの割り込みベクタ
    8. 8.8  フラッシュ メモリ
    9. 8.9  SRAM
    10. 8.10 GPIO
    11. 8.11 IOMUX
    12. 8.12 ADC
    13. 8.13 温度センサ
    14. 8.14 VREF
    15. 8.15 COMP
    16. 8.16 DAC
    17. 8.17 OPA
    18. 8.18 GPAMP
    19. 8.19 TRNG
    20. 8.20 AES
    21. 8.21 CRC
    22. 8.22 MATHACL
    23. 8.23 UART
    24. 8.24 I2C
    25. 8.25 SPI
    26. 8.26 CAN-FD
    27. 8.27 WWDT
    28. 8.28 RTC
    29. 8.29 タイマ (TIMx)
    30. 8.30 デバイスのアナログ接続
    31. 8.31 入力 / 出力の回路図
    32. 8.32 シリアル ワイヤ デバッグ インターフェイス
    33. 8.33 ブートストラップ ローダ (BSL)
    34. 8.34 デバイス ファクトリ定数
    35. 8.35 識別
  10. アプリケーション、実装、およびレイアウト
    1. 9.1 代表的なアプリケーション
      1. 9.1.1 回路図
  11. 10デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 10.1 入門と次のステップ
    2. 10.2 デバイス命名規則
    3. 10.3 ツールとソフトウェア
    4. 10.4 ドキュメントのサポート
    5. 10.5 サポート・リソース
    6. 10.6 商標
    7. 10.7 静電気放電に関する注意事項
    8. 10.8 用語集
  12. 11改訂履歴
  13. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
  • DGS|28
  • RHB|32
  • RGZ|48
  • PM|64
  • DGS|32
  • PT|48
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

OPA

これらのデバイスのゼロドリフト オペアンプ (OPA) (OPA0、OPA1) は、レール ツー レール入力 / 出力とプログラム可能なゲイン段帰還ループを備えたチョッパ安定化オペアンプです。

OPA ペリフェラルは、以下の主な機能をサポートしています。

  • 精度とドリフト性能を向上させる、ソフトウェアで選択可能なゼロドリフト チョッパ安定化機能
  • オフセット誤差を除去するための工場出荷時トリミング
  • センサの状態を監視するための内蔵バーンアウト電流源 (BCS)
  • 最大 32 倍のプログラマブル ゲイン アンプ (PGA)

各種アナログ信号チェーン アンプ構成 (汎用、反転、非反転、ユニティ ゲイン、カスケード、非反転カスケード、差動など) をサポートするため、OPA は構成可能な入力マルチプレクサ (P-MUX、N-MUX、M-MUX) を備えています。各 OPA の入力チャネルの割り当てを、以下の表に示します。

表 8-12 OPA0 の入力チャネルの割り当て
PSEL P-MUX 入力 NSEL N-MUX 入力 MSEL M-MUX 入力
0x0 オープン 0x0 オープン 0x0 オープン
0x1 OPA0_IN0+ 0x1 OPA0_IN0- 0x1 OPA0_IN1-
0x2 OPA0_IN1+ 0x2 OPA0_IN1- 0x2 GND
0x3 DAC_OUT / OPA0_IN2+(1) 0x3 OPA1_RBOT 0x3 DAC_OUT / OPA0_IN2+(1)
0x4 DAC8.0_OUT 0x4 RTAP 0x4 OPA1_RTOP
0x5 VREF 0x5 RTOP
0x6 OPA1_RTOP
0x7 GPAMP 出力
0x8 グランド
表 8-13 OPA1 の入力チャネルの割り当て
PSEL P-MUX 入力 NSEL N-MUX 入力 MSEL M-MUX 入力
0x0 オープン 0x0 オープン 0x0 オープン
0x1 OPA1_IN0+ 0x1 OPA1_IN0- 0x1 OPA1_IN1-
0x2 OPA1_IN1+ 0x2 OPA1_IN1- 0x2 GND
0x3 DAC_OUT / OPA1_IN2+(1) 0x3 OPA0_RBOT 0x3 DAC_OUT / OPA1_IN2+(1)
0x4 DAC8.1_OUT 0x4 RTAP 0x4 OPA0_RTOP
0x5 VREF 0x5 RTOP
0x6 OPA0_RTOP
0x7 GPAMP 出力
0x8 グランド
OPA と DAC_OUT への接続には、PA15 ピンが使われます。DAC_OUT を OPA に接続する場合、PA15 ピンに外部回路を接続しないでください。

デバイスのアナログ接続の詳細については、セクション 8.30 を参照してください。

詳細については、『MSPM0 G シリーズ 80MHz マイクロコントローラ テクニカル リファレンス マニュアル』と『』の「OPA」の章を参照してください。