クロック・モジュールは以下に示す発振器を備えています。
- LFOSC:内部低周波数発振器 (32KHz)
- SYSOSC:内部高周波数発振器 (4MHz または 32MHz (出荷時に調整)、16MHz または 24MHz (ユーザーによる調整))
- LFXT/LFCKIN :低周波数の外部水晶発振器またはデジタル・クロック入力 (32kHz)
- HFXT/HFCKIN:高周波の外部水晶発振器またはデジタル・クロック入力 (4~48MHz)
- SYSPLL:3 出力 (32~80MHz) のシステム・フェーズ・ロック・ループ
プロセッサ、バス、ペリフェラルで使用するために、クロック・モジュールによって以下に示すクロックが分配されます。
- MCLK:PD1 ペリフェラルのメイン・システム・クロック。SYSOSC、LFCLK または HSCLK から生成。RUN および SLEEP モードでアクティブ。
- CPUCLK:プロセッサのクロック (MCLK から生成)。RUN モードでアクティブ。
- ULPCLK:PD0 ペリフェラル用の超低消費電力クロック。RUN、SLEEP、STOP、STANDBY モードでアクティブ。
- MFCLK:ペリフェラル用 4MHz 固定の中周波数クロック。RUN、SLEEP、STOP モードで使用可能。
- MFPCLK:4MHz 固定の中周波数高精度クロック。RUN、SLEEP、STOP モードで使用可能。
- LFCLK:ペリフェラルまたは MCLK 用 32kHz 固定の低周波数クロック。RUN、SLEEP、STOP、STANDBY モードでアクティブ。
- ADCCLK:ADC のクロック。RUN、SLEEP、STOP モードで使用可能。
- CLK_OUT:クロックを外部に出力するために使用。RUN、SLEEP、STOP、STANDBY モードで使用可能。
- HFCLK:HFXT または HFCLK_IN から生成される高周波数クロック。RUN および SLEEP モードで使用可能。
- HSCLK:HFCLK または SYSPLL から生成される高速クロック。RUN および SLEEP モードで使用可能。
- CANCLK:CAN 機能クロック。HFCLK または SYSPLL から生成。
詳細については、『MSPM0 G シリーズ 80MHz マイクロコントローラ・テクニカル・リファレンス・マニュアル』の「CKM」の章を参照してください。