OPAx206 には 2 つの機能モードがあります。本デバイスは、4.5V~36V (±2.25V~±18V) の任意の電源電圧と、セクション 5 に示す入力同相電圧範囲を満たす入力電圧で、通常動作に移行します。
入力電圧がデバイスの仕様を超えると、デバイスは過電圧保護モードに移行します。このモードでは、入力過電圧保護サブ回路は、入力ピンとアンプ コアの間にインピーダンスを追加することで、アンプのコアが認識する電圧と電流を制限します。この入力インピーダンスでの電圧降下から発生する追加電流が、OPAx206 の ESD 構造を経由してどのようにルーティングされかを、図 7-1 に示します。