JAJSJ38E March 2020 – December 2023 OPA206 , OPA2206 , OPA4206
PRODUCTION DATA
OPAx206 の入力は、高低の電源電圧に対して±40V まで個別に保護されています。たとえば、-55V~+55V の範囲の同相電圧は、±15V 電源から電力を供給しても損傷を引き起こしません。各入力の内部回路により、通常の信号条件では低い直列インピーダンスが得られるため、通常の動作条件で高い性能が維持されます。入力が過負荷になった場合、保護回路は入力電流を約 4.8mA に制限します。
入力過電圧状態では、図 7-1 に示すように、電流は入力保護ダイオードを経由して電源に流れます。電源が電流をシンクできない場合、グランドへの電流経路を確保するために、ツェナー ダイオード クランプ (ZD1 および ZD2) を電源に配置する必要があります。図 7-2 は、過電圧状態の間、入力の入力バイアス電流が増加することを示しています。
OPAx206 に±15V 電源が供給されているとき、-55V~+55V の入力電圧に対する入力電流を、図 7-2 に示します。
VS = ±15V |