JAJSMR6C March 1999 – February 2023 OPA2277 , OPA277 , OPA4277
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
OPAx277 シリーズの高精度オペアンプは、業界標準の OP-177 に代わる製品です。OPAx277 デバイスは、ノイズを改善、出力電圧スイングを拡大、半分の静止電流で 2 倍の速度を実現します。非常に低いオフセット電圧およびドリフト、低いバイアス電流、高い同相除去比、高い電源電圧変動除去比という特長があります。
OPAx277 は ±2~±18V の電源で動作し、非常に優れた性能を発揮します。ほとんどのオペアンプは 1 つの電源電圧でのみ動作が規定されているのに対して、OPAx277 シリーズは複数の実アプリケーション向けに規定されており、±5V (10V)~±15V (30V) の電源電圧範囲に対して単一の制限が適用されます。アンプが規定された制限までスイングしても、高い性能が維持されます。初期オフセット電圧 (最大 ±20μV) は非常に低いため、ユーザーによる調整は通常必要ありません。ただし、シングル・バージョン (OPA277) では、特別なアプリケーション用に外部トリム・ピンが提供されます。
OPAx277 オペアンプは簡単に使用でき、一部のオペアンプに見られる位相反転や過負荷の問題は発生しません。これらのデバイスはユニティ・ゲイン安定で、広い範囲の負荷状況にわたって優れた動的動作を実現します。デュアルおよびクワッド・バージョンは完全に独立した回路を使用しているため、オーバードライブまたは過負荷時でも、クロストークが最小限に抑えられ、相互作用が発生しません。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
---|---|---|
OPA277、 OPA2277 |
D (SOIC、8) | 3.91mm × 4.90mm |
DRM (VSON、8) | 4.00mm × 4.00mm | |
P (PDIP、8) | 6.35mm × 9.81mm | |
OPA4277 | D (SOIC、14) | 3.91mm × 8.65mm |
P (PDIP、14) | 6.35mm × 19.30mm |