JAJSIC3D October 1997 – December 2019 OPA548
PRODUCTION DATA.
OPA548 デバイスは、さまざまな負荷を駆動するように設計された低コスト、高電圧、大電流のオペアンプです。レーザー・トリムされたモノリシック集積回路により、非常に優れた小信号精度と大きな出力電圧および電流を実現しています。
OPA548 はシングル電源とデュアル電源のどちらでも動作するため、柔軟な設計が可能です。シングル電源動作では、入力同相範囲がグランドより下まで到達します。
OPA548 は、過熱状態と電流過負荷に対して内部的に保護されています。さらに OPA548 には、ユーザーが選択可能な高精度の電流制限機能を備えています。出力電流経路と直列にパワー抵抗を使用するその他の設計とは異なり、OPA548 は負荷を間接的に測定します。電流制限値は外付け抵抗とポテンショメータによって 0A~5A の範囲に設定でき、電圧出力または電流出力 DAC を使用してデジタル制御することもできます。
イネーブル / ステータス (E/S) ピンには 2 つの機能があります。このピンの入力は出力段をディセーブルして実質的に負荷を切断するだけでなく、静止電流を減らして電力を節減します。E/S ピンの出力を監視することで、OPA548 がサーマル・シャットダウン状態にあるかどうかを判断できます。
OPA548 デバイスは、業界標準の 7 リードの千鳥配列および直線リードの TO-220 パッケージと、7 リード DDPAK 表面実装プラスチック・パワー・パッケージで供給されます。銅のタブによりヒートシンクまたは基板に簡単に実装でき、非常に優れた熱性能が得られます。このデバイスは、拡張産業用温度範囲の –40℃~85℃で動作が規定されています。設計解析用の SPICE マクロモデルが利用できます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
OPA548 | TO-220 (7) | 10.17mm × 8.38mm |
TO-263 (7) | 10.10mm×8.89mm |