JAJSD64C april 2017 – february 2023 PGA460
PRODUCTION DATA
チェックサム・フィールドは、 各 UART フレームの最後のフィールドとして送信されます。チェックサムは、すべてのデータ・フィールドとコマンド・フィールド (コントローラのみのコマンド・フィールド) をキャリー (桁上がり) 付きでバイト加算した結果を反転した値です。コントローラから PGA460 への転送では、チェックサム・フィールドはコントローラによって計算され、PGA460 デバイスによってチェックされます。PGA460 からコントローラへの転送では、PGA460 デバイスがチェックサムを生成し、コントローラがその整合性を検証します。チェックサムのフォーマットは、データ・フィールドと同じであり、チェックサムを計算する手順については 時間コマンド・インターフェイス セクションで説明します。UART インターフェイスは、バイトを基準としたインターフェイスであるため、チェックサムの計算プロセスでゼロ・パディングは発生しません。
コントローラがチェックサム・フィールドを計算するときには、UART コマンド・フィールドから計算が開始され、それに続いて、現在の通信フレームの一部として送信されるすべての UART データ・フィールドが計算の対象となります。PGA460 デバイスがチェックサム・フィールドを計算する場合、その計算には、診断データ・フィールド (診断フィールド セクションを参照) と、現在のフレーム内のすべての UART データ・フィールドが含まれます。SYNCフィールド (0x55) は、チェックサム計算の対象に含まれていません。