JAJSD64C april 2017 – february 2023 PGA460
PRODUCTION DATA
PGA460 デバイスには、IO ピンに UART インターフェイスを接続するオプションが実装されています。この場合、IO ピンはオープン・ドレイン・タイプであり、VPWR ピンに対して 10kΩ のプルアップを実装しているため、UARTインターフェイスはバッテリ電圧の 1 線式インターフェイス (OWI) になります。UART インターフェイス上の通信は常に単方向であるため、この機能が可能になっています。
1 線式 UART インターフェイスをイネーブルにするには、IO_IF_SEL ビットを 1 に設定する必要があります。この場合、内部通信マルチプレクサは、UART インターフェイスのデジタル・ロジックを IO ピン・トランシーバに接続します。RXD および TXD ピンは変更されず、その動作が維持されます。
IO ピン、RXD ピン、TXD ピンを介した UART 通信は同時に可能ですが、コントローラが IO ピンと通信しているときに、他のコントローラが RXD ピンおよび TXD ピンの UART トランシーバを経由して通信しようとすると、データの衝突が発生する可能性があります。したがって、IO ピンを使用するアプリケーションでは、RXD ピンを Hi-Z 状態にする必要があります。この状態では、PGA460 デバイスがイネーブルになった時点で UART トランシーバがディセーブルになります。詳細については、インターフェイスの説明 セクションを参照してください。
IO_IF_SEL ビットが 1 (IO ピンが UART インターフェイスに接続) に設定されているときに、UART 同期モードを選択すると、IO トランシーバはディセーブルになります。