JAJSC87B May 2016 – August 2016 REF6125 , REF6130 , REF6133 , REF6141 , REF6145 , REF6150
PRODUCTION DATA.
REF6000ファミリの電圧リファレンスには、低出力インピーダンスのバッファが搭載されているため、ユーザーは高精度データ・コンバータのREFピンを直接駆動しながら、直線性、歪み、ノイズ性能を維持できます。ほとんどの高精度SARおよびデルタ-シグマADCでは、変換プロセス中に、バイナリ重み付けされたコンデンサをREFピン上に切り替えます。この動的な負荷をサポートするため、電圧リファレンスの出力は、低い出力インピーダンス(高い帯域幅)のバッファを経由する必要があります。REF6000ファミリのデバイスは、ADS88xxファミリのSAR ADC、ADS127xxファミリのデルタ-シグマADC、および他のD/Aコンバータ(DAC)のREFピンを駆動するのに最適ですが、他の用途にも使用できます。
REF6000ファミリの電圧リファレンスは、ADS8881のREFピンを駆動中の最初の変換時でも出力電圧が1 LSB (18ビット)以上低下しません。この機能は、バースト・モード、イベント・トリガ、等価時間サンプリング、可変サンプリング・レートのデータ・アクイジション・システムに非常に便利です。REF6000ファミリのREF61xxバリエーションは、最大温度ドリフト係数の定格がわずか8 ppm/℃で、電圧リファレンスと低インピーダンスの出力バッファの両方の組み合わせについて、初期精度が0.05%です。REF6000ファミリの各種の温度ドリフト係数オプションについては、デバイス比較表を参照してください。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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REF61xx | VSSOP (8) | 3.00mm×3.00mm |