JAJSQS2A July 2023 – January 2024 SN74AHCT1G00-Q1
PRODUCTION DATA
指定する電源電圧は、「推奨動作条件」に規定された範囲内に収まるようにしてください。電源電圧は、「電気的特性」セクションで規定された、本デバイスの電気的特性を設定します。
正の電圧電源は、SN74AHCT1G00-Q1 のすべての出力と「電気的特性」に記載された最大静的電源電流 ICC によってソースされる合計電流に等しいソース電流、およびスイッチングに必要な過渡電流を供給する能力が必要です。論理デバイスは、正の供給電源から供給される電流量分のみをソースできます。最大合計電流を超える電流が「絶対最大定格」に記載された VCC に供給されないようにしてください。
グランドは、SN74AHCT1G00-Q1 のすべての出力と「電気的特性」に記載された最大電源電流 ICC によってシンクされる合計電流に等しいシンク電流、およびスイッチングに必要な過渡電流を供給する能力が必要です。論理デバイスは、グランド接続にシンク可能な電流量分のみをシンクできます。最大合計電流を超える電流が「絶対最大定格」に記載された GND に供給されないようにしてください。
SN74AHCT1G00-Q1 は、データシートの仕様をすべて満たしつつ、合計容量 50pF 以下の負荷を駆動できます。これより大きな容量性負荷を印加することもできますが、50pF を超えることは推奨しません。
SN74AHCT1G00-Q1 は、RL ≧ VO / IO, で定義される合計抵抗を持つ負荷を駆動できます。ここで、出力電圧と電流は、「電気的特性」表に VOH と VOL で定義されています。High 状態で出力する場合、この式の出力電圧は、測定した出力電圧と VCC ピンの電源電圧の差として定義されます。
合計消費電力は、『CMOS の消費電力と CPD の計算』アプリケーション・ノートに記載された情報を使用して計算できます。
熱上昇は、『標準リニアおよびロジック (SLL) パッケージおよびデバイスの熱特性』アプリケーション・ノートに記載された情報を使用して計算できます。