JAJSJQ8J October 2004 – September 2020 SN74AUP1T97
PRODUCTION DATA
AUP テクノロジは、バッテリ駆動機器またはバッテリ・バックアップ機器で使用するために設計された、業界で最も消費電力が小さい論理方式です。SN74AUP1T97 は、1.8V LVCMOS 信号に適合する入力スイッチング・レベルを持つロジック・レベル変換アプリケーション向けに設計されており、3.3V と 2.5V のどちらの VCC 単一電源でも動作します。
VCC 範囲が 2.3V~3.6V と広いため、システム動作中にバッテリ電圧が低下してもこの範囲で正常に動作できます。
シュミット・トリガ入力 (正と負の入力遷移の間隔 ΔVT = 210mV) により、スイッチング遷移時のノイズ耐性を向上させることができます。これは、アナログ・ミクスト・モード設計では特に便利です。シュミット・トリガ入力は入力ノイズを除去し、出力信号の整合性を確保し、遅い入力信号遷移を許容します。
SN74AUP1T97 は、A、B、C 入力を VCC またはグランドに接続することで、必要なゲート機能を実行するように簡単に設定できます (「機能選択」表を参照)。最大 9 つの一般的なロジック・ゲート機能を実行できます。
Ioff は、パワー・ダウン条件 (VCC = 0V) を可能にする機能であり、ポータブルおよびモバイル・アプリケーションで重要です。VCC = 0V の場合、0V~3.6V の範囲の信号をデバイスの入力と出力に印加できます。これらの条件でデバイスが損傷することはありません。
SN74AUP1T97 は、高駆動出力によるラインの反射、オーバーシュート、アンダーシュートを低減するため、4mA という最適化された電流駆動能力を持つように設計されています。
ダイをパッケージとして使用する NanoStar パッケージ技術は、IC パッケージの概念を大きく覆すものです。
型番 | パッケージ(1) | 本体サイズ(公称) |
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SN74AUP1T97DBV | SOT-23 (6) | 2.9mm×1.6mm |
SN74AUP1T97DCK | SC70 (6) | 2.0mm × 1.25mm |
SN74AUP1T97DRY | SON (6) | 1.45mm × 1.0mm |
SN74AUP1T97DSF | SON (6) | 1.0mm × 1.0mm |
SN74AUP1T97YFP | DSBGA (6) | 1.0mm × 1.4mm |
SN74AUP1T97YZP | DSBGA (6) | 1.75mm × 1.25mm |