JAJSPH6A september 2010 – december 2022 SN74LVC8T245-Q1
PRODUCTION DATA
SN74LVC8T245-Q1 は、8 ビット非反転バス・トランシーバであり、双方向の電圧レベル変換を可能にする構成可能なデュアル電源レールを備えています。SN74LVC8T245-Q1 は、VCCA および VCCB が 1.65V~5.5V に設定された状態で動作するよう最適化されています。A ポートは VCCA に追従するように設計されており、VCCA は 1.65V~5.5V の電源電圧に対応します。B ポートは VCCB に追従するように設計されており、VCCB は 1.65V~5.5V の電源電圧に対応します。このため、1.8V、2.5V、3.3V、5V の任意の電圧ノード間での自在な低電圧双方向変換が可能です。
SN74LVC8T245-Q1 は、2 つのデータ・バス間の非同期通信用に設計されています。方向制御 (DIR) 入力および出力イネ ーブル (OE) 入力のロジック・レベルに応じて、 B ポート出力もしくは A ポート出力のいずれかがアクティブになるか、または、両方の出力ポートが高インピーダンス・モードになります。本デバイスは、B ポート出力がアクティブになった場合、A バスから B バスへデータを転送し、A ポート出力がアクティブになった場合、B バスから A バスへデータを転送します。A ポートと B ポートの入力回路はどちらも常にアクティブであるため、これらのポートには論理 HIGH または LOW レベルを印加して、ICC と ICCZ が過剰に流れないようにする必要があります。
このデバイスは、Ioff を使用する部分的パワーダウン・アプリケーション用の動作が完全に規定されています。Ioff 回路が出力をディセーブルにするため、電源切断時にデバイスに電流が逆流して損傷に至ることを回避できます。VCC 絶縁機能は、どちらかの VCC 入力が GND レベルになると、全ての出力を確実に高インピーダンス状態にします。電源オンまたは電源オフ時に高インピーダンス状態を確保するため、OE はプルアップ抵抗経由で VCC に接続する必要があります。この抵抗の最小値は、ドライバの電流シンク能力によって決定されます。
SN74LVC8T245-Q1 は、制御ピン (DIR および OE) が VCCA から電源を供給されるように設計されています。
部品番号 | パッケージ (1) | 本体サイズ (公称) |
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SN74LVC8T245-Q1 | PW (TSSOP、24) | 7.80mm × 4.40mm |