JAJSKS3A January 2022 – May 2022 SN74LXC2T45-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
SN74LXC2T45-Q1 は、個別に構成可能な 2 つの電源レールを使用した 2 ビット変換トランシーバです。このデバイスの VCCA および VCCB 電源は、どちらも最低 1.1V、最高 5.5V で動作します。また、VCCA = VCCB でも動作します。A ポートは VCCA を追跡し、B ポートは VCCB を追跡するように設計されています。
SN74LXC2T45-Q1 デバイスは、2 つのデータ・バス間の非同期通信用に設計されており、方向制御入力 (DIR) のロジック・レベルに応じて、A バスから B バスへ、または B バスから A バスへデータを送信します。SN74LXC2T45-Q1 (DIR) の制御ピンは、VCCA を基準としています。A ポートと B ポートの入力回路はどちらも常にアクティブであるため、これらのポートには論理 High または Low レベルを印加して、ICC と ICCZ が過剰に流れないようにする必要があります。
このデバイスは、Ioff 電流を使用する部分的パワーダウン・アプリケーション用に完全に動作が規定されています。Ioff 保護回路により、電源オフ時に入力、出力、I/O から過剰な電流が流れたり、それらにソースされることはありません。
VCC 絶縁機能と VCC 切断機能により、推奨動作条件でどちらかの VCC が 100mV 未満になるか、または補完電源から切断されると、I/O ポートはどちらも弱くプルダウンされ、電源電流が維持されている間は出力をディセーブルすることにより、高インピーダンス状態に設定されます。Ioff-float 回路により、電源がフローティング状態のときに、入力、出力、または I/O から過剰な電流が流れたり、それらにソースされることはありません。
グリッチの発生しない電源シーケンシングにより、堅牢な電源シーケンシング性能が得られると同時に、どちらの電源レールも任意の順序で電源オン / オフできます。