JAJSNB1B february 2022 – march 2023 TAS2780
PRODUCTION DATA
TAS2780 の Class-D アンプは拡散スペクトラム PWM 変調に対応しており、AMP_SS レジスタ・ビットを High にセットすることでイネーブルにできます。この機能により、システムの EMI を低減できます。
デフォルトでは、Class-D アンプのスイッチング周波数はデバイスでトリムされている内部発振器に基づいています。スイッチングをオーディオ・サンプル・レートに同期するには、CLASSD_SYNC レジスタ・ビットを High にセットします。Class-D をオーディオ・サンプル・レートに同期する場合は、周波数に基づくオーディオ・サンプル・レートの44.1kHz か 48kHz に応じて RAMP_RATE レジスタ・ビットを設定する必要があります。
44.1、88.2、176.4kHz の場合は RAMP_RATE ビットを High にセットし、48、96、192kHz の場合は Low にセットします。これにより、内部ランプ・ジェネレータのスロープが適切に設定されます。