JAJSNB1B february 2022 – march 2023 TAS2780
PRODUCTION DATA
TAS2780 にはノイズ・ゲート機能が搭載されており、入力信号を監視し、NG_HYST[2:0] レジスタ・ビットで設定された時間を超えて NG_LVL[1:0] ビットで設定されたスレッショルド未満になると、Class-D をパワーダウンします。信号がスレッショルドを超えると、Class-D は 7 サンプル以内に再起動し、その後、オーディオ入力インターフェイスに適用されたサンプルは Class-D ブリッジに達します。この機能をイネーブルにするには、NG_EN ビットを High にセットします。イネーブルになると、チャネルをデバイスの処理遅延時間内に起動や停止することができ、追加で外部制御を行う必要はありません。また、NG_DVR_EN ビットを Low にセットすると、ノイズ・ゲート動作中にボリューム・ランプを使用することも可能です。
ノイズ・ゲートは、I2C 書き込みを追加することにより、より高分解能で構成することができます。このモードをイネーブルにするには NGFR_EN ビットを使用し、高分解能に設定するにはレジスタ・ビット NGFR_LVL[23:0] を使用します。高分解能ヒステリシスを設定するには、NGFR_HYST[18:3] レジスタ・ビットを使用します。