JAJSP37B july 2022 – july 2023 TAS2781
PRODUCTION DATA
このトーン・ジェネレータは、出力 (スピーカ) に直接送信される簡単なオーディオ・トーン (ビープ) を生成します。
ジェネレータは、SDZ ピンか NC_SCLK ピンのいずれかに入力されるパルス信号に依存します。
これら 2 つのピンのいずれかを、指定された入力周波数 fIN でパルス化すると、ビープ音が生成されます。
ビープ出力信号の周波数は、次の式で与えられます:
たとえば、800Hz のビープが必要なら、ピン NC_SCLK に 3.2kHz の PWM 信号を入力します。
デバイスがソフトウェア・シャットダウン・モードのとき、ピンにパルスを印加することで、ビープ音が生成される場合があります。グリッチ除去タイマは、トーンが終了して、グリッチ除去タイマが満了するまでの間、シャットダウン機能を延期します。このとき、ピンはデバイス (SDZ) か SPI クロック (NC_SCLK) のハードウェア・シャットダウンの制御に戻ります。
以下の表に示すように、ビープ信号の出力電力は、入力信号のデューティ・サイクルによって制御されます。
負荷 (Ω) | デューティ・サイクル (%) | 出力電力 (W) |
---|---|---|
8 | 20~30 | 0.125 |
8 | 45~55 | 0.25 |
8 | 70~80 | 0.5 |
注: ビープ音の発生に NC_SCLK ピンが使用されているときは、ピン 17 を 1.8V 電源 (AVDD、IOVDD) に接続する必要があります。