JAJSPB0A November 2022 – August 2023 TCAL9539-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
I/O を使用して LED を制御する場合、通常は 図 9-2 に示すように抵抗を介して VCC に接続します。P ポートが入力として構成されている場合、VI が VCC より小さくなるにつれて消費電流は大きくなります。LED はスレッショルド電圧 VT のダイオードです。P ポートが入力として構成されている場合、LED はオフになりますが、VI は VCC 以下に降下する VT です。
バッテリ駆動のアプリケーションでは、P ポートが入力として構成され消費電流が最小限に抑えられている場合、LED を制御する P ポートの電圧は VCC と同じかそれ以上にする必要があります。図 9-2 に、LED と並列に設置した値の大きな抵抗を示します。図 9-3 に、少なくとも VT によって、LED 供給電圧より小さくなる VCC を示します。この方法はどちらも、I/O の VI を VCC と同じかそれ以上に維持するため、P ポートが入力として構成され LED がオフになった場合でも、消費電流の増加を防ぎます。