JAJSLX2A November 2021 – March 2022 THS4541-DIE
PRODUCTION DATA
THS4541-DIE の入力段アーキテクチャは、すべてのアプリケーションで必要とされる直列入力抵抗を使用しており、入力オーバードライブに対して本質的に堅牢です。高い入力オーバードライブにより、最大スイングへの制限に対する出力が発生します。このため、入力電流は、2 入力間にある内部のバック・ツー・バック保護ダイオードによって吸収される Rg 抵抗を介して維持されます。これらのダイオードは通常、アプリケーションでオフになっており、大きな入力オーバードライブが原因で、ソース・インピーダンスやすべての設計に必要な直列の Rg 素子から生じる電流を吸収する場合にのみオンになります。
内部入力ダイオードは、オーバードライブ状況で最大 ±15mA まで安全に吸収できます。さらに多くの電流を吸収する必要がある設計の場合は、図 9-1 の ADC インターフェイスの設計例で使用されている BAV99 デバイスなどの外部保護ダイオードを追加することを検討してください。