JAJSL64D April 2016 – June 2021 THS4551
PRODUCTION DATA
THS4551 完全差動アンプは、高精度 A/D コンバータ (ADC) に必要な、シングルエンドのソースから差動出力への簡単なインターフェイスとして機能します。このデバイスは、非常に優れた DC 精度、低ノイズ、堅牢な容量性負荷駆動を実現するよう設計されており、データ収集システムにおいて、高い精度が必要で、かつアンプと ADC の組み合わせによって最高の信号対雑音比 (SNR) やスプリアスフリー・ダイナミックレンジ (SFDR) が要求される場合に最適です。
THS4551 には、DC 結合、グランド中心のソース信号と、単一電源の差動入力 ADC とを接続するために必要な、負のレール入力の機能があります。DC 誤差とドリフト係数が非常に低いため、最新の 16~20 ビットの逐次比較型レジスタ (SAR) の入力要件を満たすことができます。広い範囲の出力同相制御により、1.8V~5Vの電源で動作するADCをサポートし、ADC同相入力要件は 0.7V から 3.0V 以上まで対応できます。
THS4551 デバイスは -40℃~+125℃の広い温度範囲にわたって動作が定義されており、8 ピンの VSSOP、16 ピンの VQFN および 10 ピンの WQFN パッケージで供給されます。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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THS4551 | VSSOP (8) | 3.00mm × 3.00mm |
WQFN (10) | 2.00mm × 2.00mm | |
VQFN (16) | 3.00mm × 3.00mm |