JAJSIB3D August 2017 – February 2021 THS4561
PRODUCTION DATA
THS4561 完全差動アンプ (FDA) は、高精度アナログ / デジタル・コンバータ (ADC) に必要な、シングルエンド信号源から差動出力への簡単なインターフェイスとして機能します。THS4561 は、わずか 775µA の静止電流でありながら、8Hz の非常に低い 1/f 電圧ノイズ・コーナーと -130dB の小さな全高調波歪み (THD) を実現するように設計されているため、アンプと ADC の組み合わせによる最高水準の信号対雑音比 (SNR) とスプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ (SFDR) が必要とされる、電力の制約が厳しいデータ・アクイジション (DAQ) システムに最適です。
THS4561 は、DC 結合、グランド中心のソース信号と、単一電源の差動入力 ADC とを接続するために必要な負レール入力機能を備えています。DC 誤差とドリフトが小さいため、新しい高速高分解能の逐次比較型 (SAR) およびデルタ・シグマ (ΔΣ) ADC の入力要件をサポートできます。2.85V~12.6V の電源範囲に対応し、出力同相モード電圧を柔軟に設定でき、電源へのヘッドルームが小さくて済むため、幅広い ADC 入力および DAC 出力要件をサポートできます。
THS4561 デバイスは、–40℃~+125℃で動作が規定されています。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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THS4561 | VSSOP (8) | 3.00mm × 3.00mm |
WQFN (10) | 2.00mm × 2.00mm | |
VQFN (16) | 3.00mm × 3.00mm |