JAJSU45C October 2006 – April 2024 TLC555-Q1
PRODUCTION DATA
TLC555-Q1 は、テキサス・インスツルメンツの LinCMOS™ テクノロジを利用して製造されたモノリシック タイミング回路です。このタイマは CMOS、TTL、MOS ロジックと完全互換であり、最高 2MHz の周波数で動作します。このデバイスは入力インピーダンスが高いため、NE555 が使用しているコンデンサよりも小さな値のタイミング コンデンサをサポートしています。そのため、より正確な時間遅延と発振が可能です。電源電圧の範囲全体にわたって低消費電力を実現します。
NE555 と同様、TLC555-Q1 のトリガ レベルは電源電圧の約 1/3、スレッショルド レベルは電源電圧の約 2/3 です。これらの電圧レベルは、制御電圧ピン (CONT) を使用して変更できます。トリガ入力 (TRIG) がトリガ レベルより低くなると、フリップ フロップがセットされ、出力は HIGH になります。TRIG がトリガ レベルより高く、かつスレッショルド入力 (THRES) がスレッショルド レベルより高くなると、フリップ フロップはリセットされ、出力は LOW になります。リセット入力 (RESET) は他のすべての入力より優先され、新しいタイミング サイクルの開始に使用されます。RESET を LOW にすると、フリップ フロップはリセットされ、出力は LOW になります。出力が LOW のとき常に、放電ピン (DISCH) と GND との間に低インピーダンスの経路が形成されます。誤トリガを防止するため、未使用の入力はすべて、適切なロジック レベルに接続します。