JAJSHO0J August 1983 – November 2023 TLC555
PRODUCTION DATA
TLC555 は、テキサス・インスツルメンツの LinCMOS™ テクノロジを利用して製造されたモノリシック タイミング回路です。このタイマは CMOS、TTL、MOS ロジックと完全互換であり、最高 2 MHz の周波数で動作します。このデバイスは入力インピーダンスが高いため、NE555 または LM555 で対応しているタイミング コンデンサよりも小さな値のコンデンサに対応しています。その結果、より正確な時間遅延と発振が可能です。電源電圧の範囲全体にわたって低消費電力を実現します。
NE555 と同様、TLC555 のトリガ・レベルは電源電圧の約 1/3、スレッショルド・レベルは電源電圧の約 2/3 です。これらの電圧レベルは、制御電圧ピン (CONT) を使用して変更できます。トリガ入力 (TRIG) がトリガ・レベルより低くなると、フリップ・フロップがセットされ、出力は HIGH になります。TRIG がトリガ・レベルより高く、かつスレッショルド入力 (THRES) がスレッショルド・レベルより高くなると、フリップ・フロップはリセットされ、出力は LOW になります。リセット入力 (RESET) は他のすべての入力より優先され、新しいタイミング・サイクルの開始に使用できます。RESET を LOW にすると、フリップ・フロップはリセットされ、出力は LOW になります。出力が LOW のとき常に、放電ピン (DISCH) と GND との間に低インピーダンスの経路が形成されます。誤トリガを防止するため、未使用の入力はすべて、適切なロジック・レベルに接続する必要があります。
部品番号 | パッケージ (1) | パッケージ サイズ (2) |
---|---|---|
TLC555C | SOIC (8) | 4.9 mm × 6.0 mm |
PDIP (8) | 9.81mm × 9.43mm | |
SOP (8) | 6.2mm × 7.8mm | |
TSSOP (14) | 5.0 mm × 6.4 mm | |
TLC555I | SOIC (8) | 4.9 mm × 6.0 mm |
PDIP (8) | 9.81mm × 9.43mm | |
TLC555M | LCCC (20) | 8.89mm × 8.89mm |
CDIP (8) | 9.6 mm × 9.0 mm | |
TLC555Q | SOIC (8) | 4.9 mm × 6.0 mm |