JAJSSV3C June 2012 – January 2024 TLC59283
PRODUCTION DATA
TLC59283 には 16 ビットのシフト レジスタと、出力オン / オフ データ ラッチがあります。シフト レジスタとデータ ラッチはどちらも 16 ビット長であり、定電流出力のオン / オフに使用されます。図 8-1 に、シフト レジスタとデータ ラッチの構成を示します。SIN ピンのデータは、SCLK ピンの立ち上がりエッジで 16 ビット シフト レジスタの LSB にシフトインされ、SOUT データは SCLK の立ち上がりエッジで変化します。
LAT が High の間、16 ビット シフト レジスタの出力オン / オフ データは、出力のオン / オフ データ ラッチへ転送され続けます。したがって、LAT が High のときに 16 ビット シフト レジスタのデータが変更されると、データ ラッチのデータも変更されます。LAT が Low のときは、データ ラッチのデータは保持されます。デバイスの電源が最初にオンになったとき、出力オン / オフ シフト レジスタおよびラッチのデータはデフォルト値に設定されていません。定電流出力をオンにする前に、オンまたはオフ制御データをオンまたはオフ制御データ ラッチに書き込む必要があります。BLANK が High のとき、すべての定電流出力は強制的にオフになります。OUTn のオン / オフ出力は、出力オン / オフ データ ラッチ内のデータによって制御されます。 書き込みデータの真理値表とタイミング図をそれぞれ 表 8-1 と 図 8-2 に示します。
SCLK | LAT | BLANK | SIN | OUT0…OUT7…OUT15 | SOUT |
---|---|---|---|---|---|
↑ | High | Low | Dn | Dn…Dn – 7…Dn – 15 | Dn – 15 |
↑ | LOW | LOW | Dn + 1 | 変更なし | Dn – 14 |
↑ | High | Low | Dn + 2 | Dn + 2…Dn – 5…Dn – 13 | Dn – 13 |
↓ | — | Low | Dn + 3 | Dn + 2…Dn – 5…Dn – 13 | Dn – 13 |
↓ | — | High | Dn + 3 | オフ | Dn – 13 |