JAJSFP3A July 2018 – August 2018 TLC6C5716-Q1
PRODUCTION DATA.
インジケータやLCDローカル調光バックライトといった車載用途では、マルチチャネルで定電流のLEDドライバに対する需要が高まっています。求められているのは、LEDの輝度および色温度を均一にすることです。システムレベルの安全性を確保するため、LEDドライバはフォルト検出機能を備えている必要があります。
TLC6C5716-Q1は、車載用16チャネルの定電流RGB LEDドライバであり、LED診断機能を備えています。外付け抵抗による設定で最大50mAの出力電流を供給できます。電流は7ビットのドット訂正により調整可能で、各出力に2つの範囲があり、各色グループの出力に対して8ビットの輝度制御が可能です。
出力の輝度は12、10、8ビットのグレイスケール制御により個別に変更可能です。フォルト検出回路を備えており、LEDフォルト、隣接ピン短絡フォルト、基準抵抗フォルトなどを検出できます。スルーレート制御は2通りに変更可能で、これによりシステム・ノイズを最大限に低減できます。LEDグループ間での出力レベルの変更には間隔を置くため、起動電流の低減につながります。またSDIおよびSDOピンにより、複数のデバイスを直列に接続して1つのシリアル・インターフェイスで制御できます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
TLC6C5716-Q1 | HTSSOP (38) | 6.20mm×12.50mm |