JAJSE82A October 2017 – December 2017 TLC6C5816-Q1
PRODUCTION DATA.
TLC6C5816-Q1は24ビットの構成レジスタを備えています。データはシフト・レジスタを経由して、SRCKの立ち上がりエッジで転送され、RCKの立ち上がりエッジでストレージ・レジスタにラッチされます。最初の8つのデータ・ビットが診断チャネル構成を制御し、続く16のデータ・ビットが16のオープン・ドレイン出力を個別に制御します。
DRAINn+1-DIAGnチャネル構成はDIAGnレジスタによって制御されます。これらのチャネルは、オープン・ドレイン出力モードか診断入力モードのいずれかに設定できます。TLC6C5816-Q1では、ユーザーがDRAINn+1とDIAGnを同時にHIGHに設定することはできません。これは、LED診断用の分圧抵抗によりLEDに漏れ電流が生じて、LEDが点灯する可能性があるためです。DIAGnレジスタとDRAINnレジスタを同時にHIGHに設定した場合には、そのチャネルはLED診断でなくオープン・ドレイン出力として動作し、フォルト・レジスタにコマンド・エラーがラッチされて、レジスタ読み出しで説明するようにレジスタ読み戻し機能によって読み戻すことができます。