JAJSCL5C November   2016  – January 2019 TLV172 , TLV2172 , TLV4172

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
    1.     概略回路図
  4. 改訂履歴
  5. Device Comparison Table
  6. Pin Configuration and Functions
    1.     Pin Functions: TLV172
    2.     Pin Functions: TLV2172
    3.     Pin Functions: TLV4172
  7. Specifications
    1. 7.1 Absolute Maximum Ratings
    2. 7.2 ESD Ratings
    3. 7.3 Recommended Operating Conditions
    4. 7.4 Thermal Information: TLV172
    5. 7.5 Thermal Information: TLV2172
    6. 7.6 Thermal Information: TLV4172
    7. 7.7 Electrical Characteristics
    8. 7.8 Typical Characteristics
  8. Detailed Description
    1. 8.1 Overview
    2. 8.2 Functional Block Diagram
    3. 8.3 Feature Description
      1. 8.3.1 Operating Characteristics
      2. 8.3.2 Phase-Reversal Protection
      3. 8.3.3 Electrical Overstress
      4. 8.3.4 Capacitive Load and Stability
    4. 8.4 Device Functional Modes
      1. 8.4.1 Common-Mode Voltage Range
      2. 8.4.2 Overload Recovery
  9. Application and Implementation
    1. 9.1 Application Information
    2. 9.2 Typical Application
      1. 9.2.1 Design Requirements
      2. 9.2.2 Detailed Design Procedure
      3. 9.2.3 Application Curve
  10. 10Power Supply Recommendations
  11. 11Layout
    1. 11.1 Layout Guidelines
    2. 11.2 Layout Example
  12. 12デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 12.1 デバイス・サポート
      1. 12.1.1 デベロッパー・ネットワークの製品に関する免責事項
      2. 12.1.2 開発サポート
        1. 12.1.2.1 TINA-TI™ (無料のダウンロード・ソフトウェア)
        2. 12.1.2.2 DIPアダプタ評価モジュール
        3. 12.1.2.3 ユニバーサル・オペアンプ評価基板
        4. 12.1.2.4 TI Precision Designs
        5. 12.1.2.5 WEBENCH Filter Designer
    2. 12.2 ドキュメントのサポート
      1. 12.2.1 関連資料
    3. 12.3 関連リンク
    4. 12.4 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    5. 12.5 コミュニティ・リソース
    6. 12.6 商標
    7. 12.7 静電気放電に関する注意事項
    8. 12.8 Glossary
  13. 13メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

概要

TLVx172 ファミリの電磁気干渉 (EMI) 対策された 36V、単一電源、低ノイズ・オペアンプは、THD+N が 1kHz において 0.0002% で、4.5V (± 2.25V) から 36V (± 18V) までの電源で動作できます。このような特長に加え、TLVx172 は低ノイズで電源電圧除去比 (PSRR) も非常に高いことから、HEV/EV 自動車およびパワー・トレイン、医療機器などのアプリケーションで、マイクロボルト・レベルの信号を増幅するのに適しています。TLVx172 デバイスはオフセットおよびドリフトが小さく、10MHz の広い帯域幅を持ち、スルーレートは 10V/µs、温度範囲全体にわたって静止電流がわずか 2.3mA (最大値) です。

ほとんどのオペアンプは1つの電源電圧でのみ動作が規定されているのに対して、TLVx172 デバイスは 4.5V~36V の範囲で規定されており、電源レールの範囲外の入力信号でも位相反転を起こすことはありません。TLVx172 デバイスは、最大 300pF の容量性負荷で安定して動作します。通常の動作時に、入力は負のレールより100mV下、および正のレールから2V以内で動作できます。なお、完全なレール・ツー・レール入力で、正のレールを100mV超えて動作しますが、正のレールから2V以内では性能が低下します。

TLVx172 オペアンプは、-40°C~+125°C での動作が規定されています。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
TLV172 SOIC (8) 4.90mm×3.91mm
SC70 (5) 2.00mm×1.25mm
SOT-23 (5) 2.90mm×1.60mm
TLV2172 SOIC (8) 4.90mm×3.91mm
VSSOP (8) 3.00mm×3.00mm
TLV4172 SOIC (14) 8.65mm×3.91mm
TSSOP (14) 5.00mm×4.40mm
  1. 利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。

概略回路図

TLV172 TLV2172 TLV4172 ai_lownoiseamp_TLV172.gif