JAJSJF9E January 2021 – March 2024 TLV9351-Q1 , TLV9352-Q1 , TLV9354-Q1
PRODUCTION DATA
TLV935x-Q1 は 40V のレール・ツー・レール出力オペアンプで、通常の動作で入力同相範囲が V- を 100mV 超え、V+ からは 2V 以内まで延長されています。このデバイスは、P チャネル差動ペアを使用して、相補入力段によりこの性能を実現します。さらに、P チャネル・ペアと並列に相補的な N チャネル差動ペアが組み込まれているため、位相反転など、オペアンプに一般的な望ましくない動作が除去されます。
TLV935x-Q1 は、トップ・レールを 100mV 超える同相範囲で動作しますが、(V+) - 2V を超えると性能が低下します。N チャネル・ペアは正のレールに近い入力電圧、通常は (V+) - 1V から、正の電源を 100mV 上回る電圧まででアクティブになります。P チャネル・ペアは、負の電源電圧より 100mV 下から、ほぼ (V+) - 2V までの入力でアクティブになります。小さな遷移領域、通常は (V+) - 2V から (V+) - 1V において、両方の入力ペアがオンになります。この遷移領域は、プロセスの変動に応じて多少変化する可能性があり、遷移領域と N チャネル領域では、PSRR、CMRR、オフセット電圧、オフセット・ドリフト、ノイズと THD 性能など、オペアンプの多くの仕様が、P チャネル領域での動作に比べて劣化する場合があります。
パラメータ | 最小値 | 標準値 | 最大値 | 単位 | |
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入力同相電圧 | (V+) - 2 | (V+) + 0.1 | V | ||
オフセット電圧 | 1.5 | mV | |||
オフセット電圧ドリフト | 2 | µV/℃ | |||
同相除去 | 75 | dB | |||
開ループ・ゲイン | 75 | dB | |||
ゲイン帯域幅積 | 1.5 | MHz |