JAJSPR5B February 2023 – February 2024 TLVM23615 , TLVM23625
PRODUCTION DATA
サーマル シャットダウンは、本デバイスの接合部温度が 168℃ (標準値) を超えると内部スイッチをオフにすることで、総電力損失を制限します。サーマル シャットダウンは、158℃ (最小値) 未満ではトリガされません。サーマル シャットダウンが発生した後、ヒステリシスにより、接合部温度が約 153℃ (標準値) に低下するまで、本デバイスはスイッチングできません。接合部温度が 153℃ (標準値) 下回ると、TLVM236x5 は 再度ソフトスタートを試みます。
高い接合部温度に起因して TLVM236x5 がシャットダウンされるとはいえ、電力は VCC に供給され続けます。高い接合部温度のせいで本デバイスが無効化されると同時に、VCC の短絡による過熱を防止するため、VCC に電力を供給する LDO の電流制限値が低減されます。サーマル シャットダウン時の LDO の供給電流はわずか数ミリアンペアです。