JAJSPR5B February 2023 – February 2024 TLVM23615 , TLVM23625
PRODUCTION DATA
TLVM236x5 は、出力電圧が高くなると常に周波数を下げます。この機能は、内部誤差アンプ補償出力 (内部信号 COMP) が Low でありかつ VOUT/FB のレギュレーション設定点と VOUT/FB に印加される電圧との間にオフセットが存在する場合、常に有効化されます。結果的に、自動モードでの軽負荷の間、通常動作の場合よりも出力インピーダンスが大きくなります。本デバイスが完全に無負荷である場合、出力電圧は約 1% 高くなるはずです。
PFM 動作では、PFM 検出回路を動作させるために、出力電圧に小さな正の DC オフセットが必要となります。PFM の周波数が低いほど、VOUT に必要な DC オフセットは大きくなります。VOUT での DC オフセットが許容できない場合、VOUT に接続したダミー負荷または FPWM モードを使うことで、このオフセットを低減または除去できます。