JAJSFO5D June 2018 – September 2022 TMP117
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
構成レジスタの MOD[1:0] ビットを 00 または 10 にセットすると、デバイスは連続変換モードで動作します。デバイスは、図 7-3 に示すように、このモードで継続的に温度変換を実行し、すべてのアクティブ変換の終了時に温度結果レジスタを更新します。ユーザーは、構成レジスタまたは温度結果レジスタを読み取って、Data_Ready フラグをクリアできます。したがって、Data_Ready フラグを使用して、変換が完了したタイミングを判定し、外部コントローラに変換結果の更新と結果レジスタの読み取りを同期させることができます。ユーザーは、構成レジスタの DR/nAlert _EN ビットをセットして、ALERT ピンの Data_Ready フラグの状態を監視できます。
各変換サイクルは、アクティブな変換期間と、それに続くスタンバイ期間で構成されます。このデバイスは通常、アクティブな変換時に 135μA を消費し、低消費電力のスタンバイ期間中に消費するのはわずか 1.25μA です。連続電流モードでの変換サイクルの消費電流プロファイルを、図 7-3 に示します。アクティブな変換期間とスタンバイ期間の長さは、構成レジスタの CONV[2:0] ビットと AVG[1:0] ビットを使用して設定できるため、アプリケーションの要件に基づいてデバイスの平均消費電流を最適化できます。変換サイクル期間を変更すると、温度結果の更新レートにも影響を及ぼします。これは、温度結果レジスタの更新はアクティブな各変換の終了時に行われるためです。
Equation1 を使用して、連続変換モードでのデバイスの平均消費電流を計算します。