JAJSFO5D June 2018 – September 2022 TMP117
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TMP117 は、2 線式の SMBus および I2C インターフェイスと互換性があります。TMP117 のさまざまな動作を、図 7-9 から 図 7-12 までに示します。バスの定義は次のとおりです。
バス・アイドル:SDA ラインと SCL ラインが共に High です。
データ転送の開始:SCL ラインが High のとき、SDA ラインの状態が High から Low に変化することで、START 条件が定義されます。START 条件によって、各データ転送が開始されます。
データ転送の終了:SCL ラインが High のとき、SDA ラインの状態が Low から High に変化することで、STOP 条件が定義されます。各データ転送は、START 条件または STOP 条件の繰り返しで終了します。
データ転送:START 条件と STOP 条件の間に転送されるデータのバイト数は制限されておらず、マスタ・デバイスの側で決定するものです。
アクノリッジ:受信側の各デバイスは、アドレス指定された場合、アクノリッジ・ビットを生成する義務を負います。アクノリッジを行うデバイスは、アクノリッジ・クロック・パルスが High の間、SDA ラインが安定して Low を維持するように、SDA ラインをプルダウンする必要があります。ユーザーは、セットアップ時間とホールド時間を考慮する必要があります。マスタが受信を行うとき、スレーブから送信された最後のバイトに対して非アクノリッジ (1) を生成し、データ転送の終了を通知することができます。