JAJSFO5D June 2018 – September 2022 TMP117
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
デバイスの温度サンプリングの分散 (平均化がディセーブルな状態) は、6 程度の隣接コードの領域をカバーしています。6 つのコードのノイズ領域は、電源電圧と温度の範囲全体で変化せず、標準偏差は約 1LSB です。このデバイスには、1、8、32、64 変換用の平均化ツールがあります。図 6-7 に示すように、8 サンプルの平均化を行うと、内部ノイズの分散が理論上の最小値である 2LSB に低下します。この平均化は、システム温度がゆっくり変化し、電源電圧が安定しているなら、8 サンプルの平均化を行えば、デバイスのノイズを中和し、安定した温度の読み取り値が十分に得られることを意味しています。ただし、システム環境にノイズが多い場合 (気流の温度、電源の変動、シリアル・バスでの集中的な通信を測定する場合など) は、より多くの変換の平均値を使用することをお勧めします。