JAJSEA0E September 2017 – May 2019 TMP235 , TMP236
PRODUCTION DATA.
TMP23x デバイスは、温度に比例する出力電圧を備えた高精度 CMOS IC リニア・アナログ温度センサのファミリであり、多様なアナログ温度センシング・アプリケーションで使用できます。これらの温度センサは、市販の類似のピン互換デバイスよりも高精度であり、0℃~+70℃の範囲で ±0.5℃ (標準値) の精度を持っています。本シリーズの高い精度は、多くのアナログ温度センシング・アプリケーション向けに設計されたものです。TMP235デバイスは、-40℃~+150℃の温度範囲と、2.3V~5.5Vの電源電圧範囲の全体にわたって、10mV/℃の正の出力勾配を提供します。より高ゲインのTMP236センサは、-10℃~+125℃と、3.1V~5.5Vの電源電圧範囲について、19.5mV/℃の正の出力勾配を提供します。
標準静止電流は9µA、標準の電源オン時間は800µsで、効果的な電源サイクリング・アーキテクチャにより、バッテリ駆動のデバイスで消費電力を最小化できます。Class-AB出力ドライバは最大出力が500µAと強力で、最大1000pFの容量性負荷を駆動でき、アナログ/デジタル・コンバータのサンプルおよびホールド入力と直接接続するよう設計されています。優れた精度と強力なリニア出力ドライバを備えたTMP23xアナログ出力温度センサは、パッシブなサーミスタに代わるコスト効率の優れた代替品となります。