図 6-7 に、内部 VREG モードの電源シーケンス要件を示します。表示されているすべてのパラメータの値は、「パワー・マネージメント・モジュールの電気的データおよびタイミング」に記載されています。
- パワーアップ:
- VDDIO (すなわち 3.3V レール) は、規定された最小スルーレートで立ち上がる必要があります。
- I/O 監視 (I/O POR および I/O BOR) が解除されると、内部 VREG が起動します。
- VDDIO-MON-TOT-DELAY および VXRSN-PU-DELAY で規定された時間が経過すると、XRSn が解放され、デバイスはブートアップ・シーケンスを開始します。
- I/O BOR 監視は、パワーアップ時とパワーダウン時でリリース・ポイントが異なります。
- パワーダウン:
- パワーダウン時の VDDIO に対する唯一の要件は、スルーレートです。
- I/O BOR 監視は、パワーアップ時とパワーダウン時でリリース・ポイントが異なります。
- I/O BOR トリップにより、VXRSN-PD-DELAY 後に XRSn が Low になり、また、内部 VREG がパワーダウンされます。
注: 全監視解除信号は、内部信号です。
注: XRSn を駆動する外部回路 (たとえば、電源監視回路) が存在する場合、すべての内部および外部ソースによって XRSn ピンが解放されるまで、ブートアップ・シーケンスは開始されません。