JAJSP90B October 2022 – November 2023 TMS320F2800132 , TMS320F2800133 , TMS320F2800135 , TMS320F2800137
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
このセクションでは、デバイスのブート定義テーブル (BOOTDEF) と、関連するブート・オプションを設定する方法について説明します。ユーザーが設定可能な DCSM OTP 内の、Z1-OTP-BOOTDEF-LOW および Z1-OTP-BOOTDEF-HIGH に、64 ビットの領域が設定されています。デバッグ時は、EMU-BOOTDEF-LOW および EMU-BOOTDEF-HIGH により、Z1-OTP-BOOTDEF-LOW および Z1-OTP-BOOTDEF-HIGH をエミュレートできます。これにより、OTP に書き込むことなく、プログラムでさまざまなブート・モード・オプションを検証できます。ブート定義テーブルに対するカスタマイズの範囲は、使用されているブート・モード選択ピン (BMSP) の数によって異なります。たとえば、0 本の BMSP は 1 つのテーブル・エントリに等しく、1 本の BMSP は 2 つのテーブル・エントリに等しく、2 本の BMSP は 4 つのテーブル・エントリに等しく、3 本の BMSP は 8 つのテーブル・エントリに等しくなります。BOOTPIN_CONFIG および BOOTDEF 値の設定方法の例については、『TMS320F280013x リアルタイム・マイクロコントローラ・テクニカル・リファレンス・マニュアル』を参照してください。
Z2-OTP-BOOTPIN-CONFIG が設定されている場合には、Z1-OTP-BOOTDEF-LOW および Z1-OTP-BOOTDEF-HIGH のロケーションの代わりに、Z2-OTP-BOOTDEF-LOW および Z2-OTP-BOOTDEF-HIGH のロケーションが使用されます。BOOTPIN_CONFIG 使用の詳細については、「セクション 7.6.1.1」 を参照してください。
BOOTDEF 名 | バイト位置 | 名称 | 説明 | |
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BOOT_DEF0 | 7:0 | BOOT_DEF0 のモードとオプション | ブート・テーブルのインデックス 0 にブート・モードを設定します。 | |
それぞれのブート・モードとそのオプションの例としては、特定のブートローダのための異なる GPIO の使用、あるいはフラッシュ上の異なるエントリ・ポイント・アドレスの使用などが挙げられます。サポートされていないブート・モードを使用すると、デバイスはブートを待機するか、フラッシュからブートします。 | ||||
テーブルに設定できる有効な BOOTDEF 値については、「GPIOの割り当て」を参照してください。 | ||||
BOOT_DEF1 | 15:8 | BOOT_DEF1 のモードとオプション | BOOT_DEF0 の説明を参照してください。 | |
BOOT_DEF2 | 23:16 | BOOT_DEF2 のモードとオプション | ||
BOOT_DEF3 | 31:24 | BOOT_DEF3 のモードとオプション | ||
BOOT_DEF4 | 39:32 | BOOT_DEF4 のモードとオプション | ||
BOOT_DEF5 | 47:40 | BOOT_DEF5 のモードとオプション | ||
BOOT_DEF6 | 55:48 | BOOT_DEF6 のモードとオプション | ||
BOOT_DEF7 | 63:56 | BOOT_DEF7 のモードとオプション |