JAJSJO1C October 2021 – December 2023 TMS320F280034 , TMS320F280034-Q1 , TMS320F280036-Q1 , TMS320F280036C-Q1 , TMS320F280037 , TMS320F280037C , TMS320F280037C-Q1 , TMS320F280038C-Q1 , TMS320F280039-Q1 , TMS320F280039C , TMS320F280039C-Q1
PRODMIX
このデバイスの一部の GPIO は、アナログ・ピンと多重化されます。これらは、「AGPIO」とも呼ばれます。AIO とは異なり、AGPIO には完全な入力と出力の機能があります。このデバイスには 2 つの GPIO (GPIO20、GPIO21) があり、100 ピン PZ および 80 ピン PN パッケージでこの機能を提供します。
100 ピン PZ:このパッケージには、B5 (ピン 32) と B11 (ピン 30) 用の専用ピンがあり、それぞれに AIO252 と AIO251 機能もあります。さらに、GPIO20 (ピン 48) と GPIO21 (ピン 49) もそれぞれ B5 と B11 として使用可能です。B5 と B11 はこのパッケージの専用ピンであるため、GPIO20/21 のピンの代わりに使用することをお勧めします。
80 ピン PN:このパッケージでは、GPIO20 (ピン 33) と GPIO21 (ピン 34) もそれぞれ B5 と B11 として使用可能です。B5 と B11 の専用ピンはありません。
デフォルトでは、AGPIO は接続されていないため、構成する必要があります。表 5-7 真理値表に、例として 100 ピン PZ の B5 (ピン 32) と GPIO20 (ピン 48) を使用して AGPIO を構成する方法を示します。
AGPIOCTRLA.bit.GPIO20 | GPAAMSEL.bit.GPIO20 | GPHAMSEL.bit.GPIO252 | B5 の接続先 | GPIO20 の接続先 | ||||
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ADC | GPIO20 | AIO252 | ADC | GPIO20 | AIO252 | |||
0 | 0 | 1 | あり | - | - | - | あり | - |
0 | 1 | 1 | あり | - | - | - | - | - |
1 | 0 | 1 | あり | - | - | - | あり | - |
1 | 1 | 1 | - | - | - | あり | - | - |
0 | 0 | 0 | 可能 | - | あり | - | あり | - |
0 | 1 | 0 | 可能 | - | あり | - | - | - |
1 | 0 | 0 | 可能 | - | あり | - | あり | - |
1 | 1 | 0 | - | - | あり | あり | - | - |
鋭いエッジ (大きい dv/dt) を持つデジタル信号を AGPIO に接続すると、隣接するアナログ信号に対してクロストークが発生する可能性があります。したがって、アナログ機能に隣接するチャネルを使用する場合は、AGPIO に接続する信号のエッジ・レートを制限する必要があります。