JAJSE04G January 2017 – January 2023 TMS320F280040-Q1 , TMS320F280040C-Q1 , TMS320F280041 , TMS320F280041-Q1 , TMS320F280041C , TMS320F280041C-Q1 , TMS320F280045 , TMS320F280048-Q1 , TMS320F280048C-Q1 , TMS320F280049 , TMS320F280049-Q1 , TMS320F280049C , TMS320F280049C-Q1
PRODUCTION DATA
内部 DC-DC レギュレータは、3.3V を 1.2V に変換するにあたって LDO よりも高い効率を実現します。内部 DC-DC レギュレータは VDDIO _SW ピンから電力を供給されて、VDD ピンに電力を供給するために必要な 1.2V を生成します。内部スイッチング・レギュレータを使用するには、最初に内部 LDO VREG 電源を使ってコア・ドメインに電源を投入する必要があります (VREGENZ ピンを VSS に接続して LOW にしておきます)。次に DCDCCTL レジスタの DCDCEN ビットを設定することにより、アプリケーション・ソフトウェアで DC-DC レギュレータに移行します。VREGENZ は、DC-DC および LDO を制御するため、移行後も引き続き LOW に維持する必要があります。VREGENZ を HIGH にすると、DC-DC および LDO の両方がディセーブルされます。また、DC-DC レギュレータには外付け部品 (インダクタ、入力容量、出力容量) も必要です。内部 DC-DC レギュレータの出力は内部で VDD レールに供給されないので、外部接続が必要です。図 7-8 に回路図を示します。
VDDIO _SW 電源ピン (VIN) には、3.3V レベルの電圧が必要です。VDDIO_SW には、合計 20μF の入力容量 (CVDDIO_SW) が必要です。表 7-2 に示すコンデンサ仕様の要件により 、2 つの 10μF コンデンサを並列に接続することを推奨します。また、100nF のデカップリング・コンデンサを各 VDD ピンのできるだけ近くに配置する必要があります。
値および誤差 | 飽和時の値 | DCR | 定格電流 | 飽和電流 | 温度 |
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2.2µH ± 20% | 1.54µH ± 20% | 80mΩ ± 25% | >1000mA | >600mA | -40℃~125℃ |
0V での値および誤差 | 1.2V での値 | 125℃ での値 | ESR | 定格電圧 | 温度 |
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10µF ± 20% | 10µF ± 20% | 8µF ± 20% | < 10mΩ | 4V または 6.3V | -40℃~125℃ |
部品 | 最小値 | 公称値 | 最大値 | 単位 | 注 |
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インダクタ | 1.76 | 2.2 | 2.64 | μH | 20% の誤差 |
入力コンデンサ | 8 | 10 | 12 | µF | 20% 誤差、この仕様のコンデンサを 2 個並列接続 |
出力コンデンサ | 8 | 10 | 12 | µF | 20% 誤差、この仕様のコンデンサを 2 個並列接続 |