JAJSE04G January 2017 – January 2023 TMS320F280040-Q1 , TMS320F280040C-Q1 , TMS320F280041 , TMS320F280041-Q1 , TMS320F280041C , TMS320F280041C-Q1 , TMS320F280045 , TMS320F280048-Q1 , TMS320F280048C-Q1 , TMS320F280049 , TMS320F280049-Q1 , TMS320F280049C , TMS320F280049C-Q1
PRODUCTION DATA
機能安全準拠製品は、ISO 26262 / IEC 61508 に準拠したハードウェア開発プロセスに基づいて開発されており、このプロセスは、ASIL D/SIL 3 の決定論的能力を満たすことが独立した機関によって評価および認証されています (認証書を参照)。TMS320F28004x は、コンポーネント・レベルで ASIL B のランダム・ハードウェア性能を満たすことが認証されています(認証書を参照)。
すべてのハードウェアおよびソフトウェアの機能安全メカニズムについて説明した機能安全マニュアルを利用できます。『TMS320F28004x 機能安全マニュアル』を参照してください。
ランダム・ハードウェア・メトリックスの計算を可能にする、故障注入による詳細かつ調整可能で定量的な FMEDA (国際標準化機構 ISO 26262 および国際電気標準会議 IEC 61508 で規定されている車載用および産業用アプリケーション向け) も利用できます。この調整可能な FMEDA は、請求する必要があります。『C2000™ 車載用および産業用リアルタイム・マイクロコントローラ向け安全パッケージ』ユーザー・ガイドを参照してください。
F28004x シリーズのデバイス用に設計された 3 つの診断ライブラリは、機能安全システムの開発に役立ちます。C28x セルフ・テスト・ライブラリ (C28x_STL)、CLA セルフ・テスト・ライブラリ (CLA_STL)、ソフトウェア診断ライブラリ (SDL) です。C28x_STL および CLA_STL は、それぞれ C28x CPU および CLA のソフトウェア・テストを実施するものであり、独立して評価と認証を受けています。これらの製品は、ご請求いただいた場合のみ利用できます。『C2000™ 車載用および産業用リアルタイム・マイクロコントローラ向け安全パッケージ』ユーザー・ガイドをご覧ください。SDL は一連のリファレンス・ソフトウェアで構成されており、デバイスの安全マニュアルに記載されているいくつかの安全メカニズムの実装例を提供します。たとえば、SRAM のソフトウェア・テスト、クロック消失検出機能のソフトウェア・テスト、CPU タイマを使用したクロック整合性チェック、その他いくつかの重要な機能です。SDLは C2000Ware の一部として提供されています。
C2000 リアルタイム MCU には、TI のリリース検証に基づく C28x および CLA コンパイラ認定キット (CQKIT) が用意されています。このキットは無償で入手でき、コンパイラ認定キット Web ページで請求できます。
C2000リアルタイム MCU を使用して機能安全システムを開発する方法の詳細については、以下の資料を参照してください。