JAJSGS5Q April 2009 – January 2024 TMS320F28030 , TMS320F28030-Q1 , TMS320F28031 , TMS320F28031-Q1 , TMS320F28032 , TMS320F28032-Q1 , TMS320F28033 , TMS320F28033-Q1 , TMS320F28034 , TMS320F28034-Q1 , TMS320F28035 , TMS320F28035-Q1
PRODUCTION DATA
2803x デバイスには、内部ゼロ ピン発振器 (INTOSC1/INTOSC2) の 1 つ、オンチップ水晶発振器、外部クロック入力のいずれかからクロックを供給できます。クロック ソースに関係なく、PLL イネーブルおよび PLL バイパス モードでは、PLL への入力クロックが失われた場合、PLL はその出力にリンプモード クロックを生成します。このリンプ モード クロックは、1~5MHz (標準値) の周波数で CPU とペリフェラルにクロックを供給し続けます。
リンプ モードが作動すると、CLOCKFAIL 信号が生成され、NMI 割り込みとしてラッチされます。NMIRESETSEL ビットがどのように設定されているかに応じて、本デバイスに対するリセットを即座に発行し、または NMI ウォッチドッグ カウンタがオーバーフローした時点でリセットを発行することができます。これに加えて、ミッシング クロック ステータス (MCLKSTS) ビットがセットされます。NMI 割り込みは、入力クロックの障害を検出し、必要な是正措置 (例:代替クロック ソース (利用可能な場合) への切り替え、システムのシャットダウン手順の開始) を開始するためにアプリケーションによって使われることがあります。
クロック障害状態にソフトウェアが応答しない場合、事前に設定された時間間隔の後に NMI ウォッチドッグがリセットをトリガします。図 7-10 に、関連する割り込み機構を示します。