JAJS280O October 2003 – March 2019 TMS320F2801 , TMS320F28015 , TMS320F28016 , TMS320F2802 , TMS320F2806 , TMS320F2808 , TMS320F2809
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
製品開発サイクルの段階を示すために、TIでは TMS320™ DSP デバイスおよびサポート・ツールの型番に接頭辞を使用しています。それぞれの TMS320™ DSP の民生用ファミリの各製品には、TMX、TMP、TMS のいずれかの接頭辞があります (たとえば、TMS320F2808)。テキサス・インスツルメンツでは、サポート・ツールに使用可能な3つの接頭辞のうち、TMDXおよびTMDSの2つを推奨しています。これらの接頭辞は、製品開発の進展段階を表します。段階には、エンジニアリング・プロトタイプ(TMX/TMDX)から、認定済み製品デバイス/ツール(TMS/TMDS)があります。
デバイス開発の段階は次のとおりです。
TMX | 実験的デバイスで、最終デバイスの電気的特性を必ずしも表しません。 | |
TMP | 最終的なシリコン・ダイで、デバイスの電気的特性に適合しますが、品質および信頼性の検証は完了していません。 | |
TMS | 完全に認定済みの量産版デバイスです。 |
サポート・ツール開発の段階は次のとおりです。
TMDX | 開発サポート製品で、テキサス・インスツルメンツの社内認定試験はまだ完了していません。 | |
TMDS | 完全に認定済みの開発サポート製品です。 |
TMXおよびTMPデバイスと、TMDX開発サポート・ツールは、以下の免責事項の下で出荷されます。
「開発段階の製品は、社内での評価を目的としたものです」
TMSデバイスとTMDS開発サポート・ツールの特性は完全に明確化されており、デバイスの品質と信頼性が十分に示されてきました。TIの標準保証が適用されます。
プロトタイプ・デバイス(TMXまたはTMP)の方が標準的な製品版デバイスに比べて故障率が大きいと予測されます。これらのデバイスは予測される最終使用時の故障率が未定義であるため、テキサス・インスツルメンツではそれらのデバイスを量産システムで使用しないよう推奨しています。認定された量産デバイスのみを使用する必要があります。
TIデバイスの項目表記には、デバイス・ファミリ名の接尾辞も含まれます。この接尾辞は、パッケージの種類 (例:PZ) と温度範囲 (例:S) を示しています。Figure 8-1に、任意のファミリ・メンバについて、完全なデバイス名を読み取るための凡例を示します。
デバイスの型番、および注文情報の詳細については、このデータシートにあるパッケージ・オプションについての付録や、TI Webサイト(www.ti.com)を参照するか、またはお近くのTI販売代理店にお問い合わせください。
ダイのデバイス項目表記マーキングの詳細説明については、『TMS320F280x、TMS320C280x、TMS320F2801x DSP シリコン正誤表』を参照してください。