JAJSHM4U April 2001 – July 2019 TMS320F2810 , TMS320F2811 , TMS320F2812
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
製品開発サイクルの段階を示すために、TIでは TMS320™ DSP デバイスおよびサポート・ツールの型番に接頭辞を使用しています。TMS320 DSP の民生用ファミリの各製品には、TMX、TMP、TMS のいずれかの接頭辞を付けています (たとえば、TMS320F2810)。テキサス・インスツルメンツでは、サポート・ツールに使用可能な 3 つの接頭辞のうち、TMDX および TMDS の 2 つを推奨しています。これらの接頭辞は、製品開発の進展段階を表します。段階には、エンジニアリング・プロトタイプ (TMX/TMDX) から、完全認定済みの量産デバイス/ツール (TMS/TMDS) まであります。
TMX | 実験的デバイスであり、最終デバイスの電気的特性を必ずしも表しません。 |
TMP | デバイスの電気的仕様に適合する最終的なシリコン・ダイですが、品質および信頼性検証は完了していません。 |
TMS | 完全に認定済みの量産版デバイスです。 |
サポート・ツール開発の段階は次のとおりです。
TMDX | 開発サポート製品で、テキサス・インスツルメンツの社内認定試験はまだ完了していません。 |
TMDS | 完全に認定済みの開発サポート製品です。 |
TMXおよびTMPデバイスとTMDX開発サポート・ツールは、以下の免責事項の下で出荷されます。
「開発的製品は、社内評価を目的としています。」
TMSデバイスとTMDS開発サポート・ツールの特性は完全に明確化されており、デバイスの品質と信頼性が十分に示されてきました。TI の標準的な保証が適用されます。
プロトタイプ・デバイス(TMXまたはTMP)の方が標準的な製品版デバイスに比べて故障率が大きいと予測されます。これらのデバイスは予測される最終使用時の故障率が未定義であるため、テキサス・インスツルメンツではそれらのデバイスを量産システムで使用しないよう推奨しています。認定された量産デバイスのみを使用する必要があります。
TIデバイスの項目表記には、デバイス・ファミリ名の接尾辞も含まれます。この接尾辞は、パッケージの種類 (例:PBK) と温度範囲 (例:A) を示しています。TMS320F281x ファミリの製品の完全なデバイス名の読み方を示す凡例を、Figure 8-1 に示します。
デバイスの型番、および注文情報の詳細については、このデータシートにあるパッケージ・オプションについての付録や、TI Webサイト(www.ti.com)を参照するか、またはお近くのTI販売代理店にお問い合わせください。
ダイのデバイス項目表記マーキングの詳細説明については、『TMS320F281x DSPs Silicon Errata』 (英語) を参照してください。