JAJSEZ6K August 2014 – February 2024 TMS320F28374S , TMS320F28375S , TMS320F28375S-Q1 , TMS320F28376S , TMS320F28377S , TMS320F28377S-Q1 , TMS320F28378S , TMS320F28379S
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
説明 | 値 (12 ビット モード) | |
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Cp | 寄生入力容量 | 表 6-10 を参照 |
Ron | サンプリング スイッチ抵抗 | 425Ω |
Ch | サンプリング コンデンサ | 14.5pF |
Rs | 公称ソース インピーダンス | 50Ω |
表 6-10 に、各チャネルの寄生容量を示します。また、コンパレータを有効にすると、正のコンパレータ入力に約 1.4pF の容量が、負のコンパレータ入力に 2.5pF の容量が追加されます。
ADC チャネル | Cp (pF) | |
---|---|---|
コンパレータ無効の場合 | コンパレータ有効の場合 | |
ADCINA0 | 12.9 | 該当なし |
ADCINA1 | 10.3 | 該当なし |
ADCINA2 | 5.9 | 7.3 |
ADCINA3 | 6.3 | 8.8 |
ADCINA4 | 5.9 | 7.3 |
ADCINA5 | 6.3 | 8.8 |
ADCINB0(1) | 117.0 | 該当なし |
ADCINB1 | 10.6 | 該当なし |
ADCINB2 | 5.9 | 7.3 |
ADCINB3 | 6.2 | 8.7 |
ADCINB4 | 5.2 | 該当なし |
ADCINB5 | 5.1 | 該当なし |
ADCINC2 | 5.5 | 6.9 |
ADCINC3 | 5.8 | 8.3 |
ADCINC4 | 5.0 | 6.4 |
ADCINC5 | 5.3 | 7.8 |
ADCIND0 | 5.3 | 6.7 |
ADCIND1 | 5.7 | 8.2 |
ADCIND2 | 5.3 | 6.7 |
ADCIND3 | 5.6 | 8.1 |
ADCIND4 | 4.3 | 該当なし |
ADCIND5 | 4.3 | 該当なし |
ADCIN14 | 8.6 | 10.0 |
ADCIN15 | 9.0 | 11.5 |
これらの入力モデルは、アクイジション ウィンドウの幅を決定する際に、実際の信号ソース インピーダンスと合わせて使用する必要があります。詳細については、『TMS320F2837xS リアルタイム マイクロコントローラ テクニカル リファレンス マニュアル』 の「アクイジション ウィンドウ幅の選択」セクションを参照してください。ADC 回路の性能評価の詳細については、『C2000 ADC 用の電荷共有駆動回路』および『C2000 MCU 用の ADC 入力回路の評価』も参照してください。
ユーザーは、Ch のワーストケース初期条件を想定して、ADC 入力設定を分析する必要があります。そのためには、Ch が VREFHI に完全に充電されるか、または VREFLO に完全に放電された状態で、S+H ウィンドウを開始すると仮定することになります。ADC が奇数番号のチャネルから偶数番号のチャネルに遷移する場合、またはその逆の場合、Chの実際の初期電圧は、V REFLOに完全に放電された状態に近くなります。偶数から偶数、または奇数から奇数へのチャネル遷移では、Ch の初期電圧は、以前に変換されたチャネルの電圧に近くなります。