JAJSN76 May 2022 TMUX7219M
PRODUCTION DATA
TMUX7219M は、シングル・チャネル、2:1 (SPDT) 構成、ラッチアップ・フリーの相補型金属酸化膜半導体 (CMOS) スイッチです。このデバイスは単一電源 (4.5V~44V)、デュアル電源 (±4.5V~±22V)、または非対称電源 (VDD = 12V、VSS = -5V など) で適切に動作します。TMUX7219M は、ソース (Sx) およびドレイン (Dx) ピンで、VSS から VDD までの範囲の双方向アナログおよびデジタル信号をサポートします。
TMUX7219M は、EN ピンの制御によりイネーブルまたはディスエーブルにできます。ディスエーブルのときは、両方の信号経路のスイッチがオフになります。イネーブルのとき、SEL ピンを使用して信号経路 1 (S1 から D へ) または信号経路 2 (S2 から D へ) をオンにできます。すべてのロジック制御入力は、1.8V~VDD のロジック・レベルをサポートしており、有効な電源電圧範囲で動作している場合、TTL ロジックと CMOS ロジックの両方の互換性を確保できます。フェイルセーフ・ロジック回路により、電源ピンよりも先に制御ピンに電圧が印加されるため、デバイスへの損傷の可能性が避けられます。
TMUX72xx ファミリはラッチアップ・フリーであるため、一般的に過電圧イベントによって発生するデバイス内の寄生構造間の好ましくない大電流イベントを防止できます。ラッチアップ状態は通常、電源レールがオフにされるまで継続するため、デバイスの故障の原因となる場合があります。このラッチアップ・フリーという特長により、TMUX72xx スイッチおよびマルチプレクサ・ファミリは過酷な環境でも使用できます。さらに、TMUX7219M は、最低 -55℃までの拡張温度範囲での使用が定格内であるため、過酷な産業用および航空宇宙のアプリケーションに理想的です。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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TMUX7219M | VSSOP (8) | 3.00mm × 3.00mm |