JAJSG89A January   2015  – September 2018 TPL5010

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
    1.     Device Images
      1.      簡略化されたアプリケーション回路図
  4. 改訂履歴
  5. デバイス比較表
  6. Pin Configuration and Functions
    1.     Pin Functions
  7. Specifications
    1. 7.1 Absolute Maximum Ratings
    2. 7.2 ESD Ratings
    3. 7.3 Recommended Operating Ratings
    4. 7.4 Thermal Information
    5. 7.5 Electrical Characteristics
    6. 7.6 Timing Requirements
    7. 7.7 Typical Characteristics
  8. Detailed Description
    1. 8.1 Overview
    2. 8.2 Functional Block Diagram
    3. 8.3 Feature Description
      1. 8.3.1 WAKE
      2. 8.3.2 DONE
      3. 8.3.3 RSTn
    4. 8.4 Device Functional Modes
      1. 8.4.1 Start-Up
      2. 8.4.2 Normal Operating Mode
    5. 8.5 Programming
      1. 8.5.1 Configuring the WAKE Interval With the DELAY/M_RST Pin
      2. 8.5.2 Manual Reset
        1. 8.5.2.1 DELAY/M_RST
        2. 8.5.2.2 Circuitry
      3. 8.5.3 Timer Interval Selection Using External Resistance
      4. 8.5.4 Quantization Error
      5. 8.5.5 Error Due to Real External Resistance
  9. Application and Implementation
    1. 9.1 Application Information
    2. 9.2 Typical Application
      1. 9.2.1 Design Requirements
      2. 9.2.2 Detailed Design Procedure
      3. 9.2.3 Application Curve
  10. 10Power Supply Recommendations
  11. 11Layout
    1. 11.1 Layout Guidelines
    2. 11.2 Layout Example
  12. 12デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 12.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 12.2 コミュニティ・リソース
    3. 12.3 商標
    4. 12.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 12.5 Glossary
  13. 13メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

概要

TPL5010ナノ・タイマはウォッチドッグ機能を備えた超低消費電力のタイマであり、IoTなどのデューティ・サイクル制御のバッテリ駆動アプリケーションでシステムをウェイクアップするように設計されています。これらのアプリケーションの多くはマイコンを使用する必要があるため、電流を最大限に削減するには、マイコンを低消費電力モードに維持し、特定の時間間隔でのみウェイクアップして、データの収集や割り込みサービスを行うのが適切です。マイコンの内部タイマを使用してシステムをウェイクアップすることもできますが、それだけでシステムの合計電流がマイクロアンペア単位で消費されます。

TPL5010は消費電流がわずか35nAであるため、マイコン内蔵タイマの機能を置き換えることができます。これにより、内部タイマをオフにするはるかに消費電力の低いモードにマイコンを遷移させ、TPL5010による割り込み発生時のみアクティブ・モードに戻すことができます。TPL5010によって、ほぼ2桁の電力削減が可能になるため、環境発電やワイヤレス・センサのアプリケーションで、バッテリを大幅に小型化できます。TPL5010は時間間隔を100ms~7200sの範囲で選択でき、割り込み駆動のアプリケーション用に設計されています。一部の標準(EN50271など)では、安全性のためにウォッチドッグの実装が要求されています。TPL5010を使用すると、ほぼ消費電力の増加なしに、このウォッチドッグ機能を実現できます。TPL5010は、6ピンのSOT23パッケージで供給されます。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
TPL5010 SOT23 (6) 3.00mm×3.00mm
  1. 提供されているすべてのパッケージについては、データシートの末尾にある注文情報を参照してください。