JAJSOQ1 October 2023 TPS1210-Q1
ADVANCE INFORMATION
TPS1210x-Q1 ファミリは、保護および診断機能を備えた、45V、低 IQ、スマート・ハイサイド・ドライバです。本デバイスは、動作電圧範囲が 3.5V~40V と広いため、12V のシステム設計に適しています。このデバイスは、最低 -40V の負の電源電圧に耐えられ、負荷を保護できます。
このデバイスには、個別に制御入力 (INP1、INP2) を備えた 2 つの強力な (2A) ゲート・ドライバが搭載されており、共通ソース構成でバック・ツー・バック MOSFET を駆動できます。TPS12100-Q1 はアクティブ HIGH の制御入力を、TPS12101-Q1 はアクティブ LOW の制御入力をそれぞれ備えています。
このデバイスは、調整可能な短絡保護機能を備えています。自動リトライおよびラッチオフ・フォルト動作は設定可能です。電流検出は、外付けの検出抵抗、または MOSFET VDS センシングのいずれかを使用して実行できます。CS_SEL ピン入力を使用して、ハイサイドまたはローサイドの電流検出抵抗構成が可能です。このデバイスは、SCP_TEST 入力の外部制御を使用した、内蔵の短絡コンパレータを診断する機能も備えています。
動作時の静止電流が 35µA (代表値) と低いため、常時オンのシステム設計が可能です。EN/UVLO が LOW で、静止電流が 1.5μA (代表値) まで低減します。
TPS1210x-Q1 は、19 ピンの VSSOP パッケージで供給されます。